経済学を学べるアプリがフォルスクラブに追加されるケースを考えます。
その前に、経済学と経営学の違いについて紹介します。
一言でいえば、視点が違います。
経済学は社会全体を発展させるのに必要な学問で、
経営学は一企業だけを発展させるのに必要な学問になります。
ただし、大局的に見れば、一企業の発展は社会全体に影響を及ぼし当然、
社会全体の経済によって一企業の業績は変化します。
どちらを主観に置くかの違いはありますが、目標とするところは同じだと言えそうです。
経済学がマクロで、経営学がミクロと言った方が分かりやすいでしょうか。
そして実は勉強するための方法も異なります。
経済学は歴史を参考にすることが多いですが、経営学は現在を見ることが多いです。
大局を見るなら歴史がかなり参考になりますが、
一企業の数年レベルの儲け話でしたら
最先端の経営スタイルに着目すべきことと言えます。
それゆえ、仮にフォルスクラブで経済学を学べるようになるなら、
歴史が中心になると思われます。
それも経済関連の歴史になると思います。
経済の歴史は古く、少なくとも貨幣制度が登場した時代から学ぶことが可能です。
近代史においても、富国強兵や世界恐慌、オリンピック景気、バブルなど、
学ぶべきことは非常に多いと言えます。
ただし闇雲に歴史を学んでも意味がありません。
そもそも学問である以上は、目的が必要です。
知的好奇心を満たすだけでなく、何かしらの実益に絡むことがあって、
初めて人はその学問を納めるために動けるのです。
フォルスクラブで経済学を学ぶのなら、何のために学ぶのかを決めないといけません。
そのフォルスクラブを大学の授業についていくために使用するのか、
それともそのフォルスクラブで経済学に関する資格(EREや簿記、銀行業務検定など)を
取るのに使用するのか、もしくは起業するため、株式投資を始めるため、
政治家になるためetc・・・こういった目的が必須となります。
そうした目的があって、はじめて教材の中身が決まるのです。
フォルスクラブのコンテンツは基本的に、①英語の勉強、②高校の勉強、
③各種資格、④幼児の育脳教育、の4つで大別することが出来ます。
現状、フォルスクラブは大学の授業に対応していませんが、
需要によってはそうしたものにフォルスクラブが対応するようになるかもしれませんよ。