法律学を学べるアプリがフォルスクラブに出来るとしたら

前々ページの「フォルスクラブにて経済学を学べるアプリが出来たとしたら」
でも紹介しましたが、教材を開発するにはまず目的が必要です。
法律を学ぶためのアプリを作るなら、
何のために何の法律を学ぶかが必須となります。
闇雲に六法全書を暗記しても良いですが、優秀な教材というものは総じて
「効率的に学ぶ」ことを重視しているのです。
フォルスクラブに六法全書を載せてもいいですが、誰も見ないと思います。
辞書的に使うかもしれませんが、問題集や参考書としては使いにくいです。
しっかりと目的に合わせた教材を作る必要があると言えます。

法律を学ぶ理由は、以下のものが考えられます。
①法律の知識が必要な職業(弁護士や政治家など)に就くため
②得をしたい or 損をしたくない

そもそも法律の種類は豊富です。
①の例でしたら、日本国憲法、民法、刑事法、国税通則法などなど。
②の例でしたら、相続税法、所得税法、金融商品取引法などなど。
それぞれの目的に合わせて法律を学ぶ必要があると言えます。
医療費控除を受けるにはそれらの申請手順を学ぶ必要がありますし、
株式投資においてはインサイダー取引が禁止というのを知らないと、捕まってしまいます。
フォルスクラブで法律を学ぶなら、しっかりと目的に合ったものを学びたいところです。

では、フォルスクラブで①を目的に法律学を学ぶのでしたら、
どのような内容になるでしょうか。
恐らく、フォルスクラブの高校生向けeラーニングとそう変わらないシステムだと思います。
ただし、難易度は鬼のように難しくなります。
高校生は基礎中の基礎しか「政治経済」を学びませんが、
法学部の大学では、かなり高度に学問を納めることになります。
少なくとも、フォルスクラブで高校生レベルの「政治経済」を100%マスターしないと、
大学の授業は導入部分すら付いていけないと思います。
出来ればフォルスクラブには、問題集だけでなく、
法律に関する辞書的なものを付けてくれると嬉しいですね。
「ウェーバー条項」や「貴族院」、「コンセイユ・デタ」、
「善意(※法律用語における)」といった用語が登場しても、
法律学を学び始めた方にはチンプンカンプンだと言えるでしょう。

余談ですが、現時点のフォルスクラブにおいても、
相続税については学ぶことが可能です。
相続診断士の知識が欲しい方は、フォルスクラブで勉強しませんか?