フォルスクラブにて絵画に関するアプリが出来たとしたら

実技に関しては恐らく、
パソコンではパソコンに関する技術しか身に付きません。
字を綺麗に書きたいから通信教育を受ける方は多いですが、
その際ほぼ100%必ず紙と鉛筆を使います。
タブレットと電子ペンで習字や硬筆を習うものは無いでしょう。


フォルスクラブは塗り絵のアプリが搭載されています。
幼児向け音感育脳システムのアプリのひとつで、
お絵かき帳のように自由に落書きをすることが出来るのです。
本物のクレヨンを使いませんので、
床と壁を汚すことも無ければ、食べちゃう心配もありません。
お片付けも簡単で、電源を切るだけになります。
しかし、本物のクレヨンを使った方が育脳に良いとも言われており、
フォルスクラブだけに頼った教育も難しいと言えます。


では、フォルスクラブで絵画に関するアプリが登場したらどうでしょうか?
どれくらいの方がフォルスクラブで絵画をするようになるでしょうか?


さて、絵画に関するアプリですが、主に2つに分類出来ます。
絵画風のデッサンを演出するといった遊びとしてのほか、
絵画の知識と技術を学ぶことが出来るものが考えられます。
しかし、前者はともかく、後者は一筋縄ではいきません。
知識を授けるだけでしたらフォルスクラブでも十分可能ですが、
本物の絵画技術を学ぶには、実際に筆を取る必要があるでしょう。
フラワーアレンジメントの章でも言いましたが、
こうしたものは実学を学ぶことが何よりも大事であり、
通信教育であるフォルスクラブには荷が重いと言えます。
スマホやタブレットだけでは、学べる限界というものがあるのです。
ただし、フラワーアレンジメントと違って、絵画の副教材は安いです。
100均で文房具を揃えることも可能です。
本格的な絵画をしたいのなら、それなりに高い作業セットが必要ですが、
色鉛筆を使う程度でしたら、非常に安価に学ぶことが出来ます。
フォルスクラブが絵画に関するアプリを作るなら、
そういったものになるかもしれませんよ。

 
有名な絵画を見るだけのアプリも存在します。
ゴッホ、ミケランジェロ、レンブラントなど、
様々な芸術家の作品を眺めることが出来ます。
非常に高画質であり、かなり細かい点まで拡大できるそうです。
フォルスクラブの幼児向け教育として、
こういった芸術作品を鑑賞させるのもアリかもしれませんね。
しかし乳幼児にこういった芸術を理解させるのは難しそうです。
絵画は音楽と違って、ヒトを選ぶ分類の芸術であり、
意見が分かれることは決して珍しくないでしょう。
絵画のセンスを鍛えるのは、幼児期を過ぎたあたりでも良いかもしれません。