ビジネスの話:ねずみ講とフォルスクラブの違いについて

フォルスクラブのビジネスとは
フォルスクラブのビジネスモデルは、情報技術を利用して幅広い世代の人たちに学びの場を提供するというものです。公式サイトから一般会員になると、様々なコンテンツを利用できます。大学受験対策や手話、幼児の音感教育などコンテンツの内容は様々です。フォルスクラブでは基本的に家族全員でコンテンツを利用することを想定しています。子供から大人まで年齢を問わずに学ぶことができるという特徴があります。フォルスクラブでは一般会員の他とは別の会員が存在します。この会員になるためには、他の会員からの推薦が必要。マルチビジネスとしての側面はありますが、ネズミ講ではないので合法で安全です。

ねずみ講とマルチビジネスの違い
ねずみ講もマルチビジネスも、既存の会員が他の人を招くことでバックマージンを得られる点では共通しています。しかしねずみ講には商品が存在せず新規入会者からの入会金などを目的としますが、マルチビジネスは商品の販売が目的です。確かに新たに会員を増やし、組織を拡大するという方法はねずみ講と似ています。ただマルチビジネスが組織を拡大するのは効率的に商品を販売するためです。バックマージンが主な目的ではありません。魅力的な商品を効率的に販売する方法がマルチビジネスです。フォルスクラブは情報を商品として販売しています。商品の販売を伴わないねずみ講とは大きな違いがあります。

フォルスクラブはねずみ講ではありません
フォルスクラブは情報を商品として販売する会社なので、ねずみ講ではありません。日本国内には地域によって学習環境に違いが存在します。東京や大阪、名古屋などの大都市圏には予備校や書店なども多く、大学入試や資格試験などを受験しやすい環境となっています。一方地方都市では予備校や書店などが少ないため、効率的に学習を進めることが困難です。インターネットなどの情報技術を有効活用すれば、居住地を問わず効率的な学習が可能となります。フォルスクラブは様々な知識を商品として販売する企業です。生産性のないねずみ講とは根本的な違いがあります。

人々の夢を支援するフォルスクラブ
地域による学習環境の差によって夢や目標を諦めなければならない人たちがいます。フォルスクラブは情報技術の活用により地域間の格差をなくし、人々が夢や目標を実現するのを支援する企業です。一方でねずみ講は何も生み出さず、ただ新規会員から入会金などを集め一部の人たちだけが利益を得る仕組みです。法律でもねずみ講は禁止されていますが、マルチビジネスは完全に合法です。魅力的な商品を効率的に販売する1つの方法としてマルチビジネスがあります。フォルスクラブは情報技術を活用して人々の夢を支援する会社なので、ねずみ講ではありません。

フォルスクラブがネズミ講と大きく違う点について

【ネズミ講は通称です】
法律で名称が固定化、および、
類似した名称を誕生させることを禁止しているものがあります。
例えば、名称独占資格。
社会福祉士、介護福祉士、保育士などがそれに当たり、
これに類似する資格を民間は勝手に作ってはいけません。
ただしこういったものは極一部だけ。
通称が日常に溶け込んでいる用語が大多数を占めているでしょう。
そのひとつにネズミ講があります。
正確には無限連鎖講と呼びます。
そして人によっては
「ネズミ講=マルチ商法=MLM」と認識している人も居るはず。
実際にはイコールで結べないのですが、
何故かそう思っている方が大多数を占めているのです。
言葉というのは時代と共に変化しますので、
最初に間違って浸透したものがそのまま正しいものとして使われるようになることは、
決して珍しくないのかもしれませんね。

【ネズミ講は会員権を売るだけ】

フォルスクラブはネズミ講と大きく違います。
正確には、フォルスクラブの販売方法がネズミ講と大きく異なります。
最初にネズミ講から紹介しますが、
ネズミ講はピラミッドの頂点から下に向けて「会員」を増やしていく販売方法となります。
入会金を徴収し、それを親の会員に渡していく感じです。
上の方はたくさんの会員がいるので儲かりますが、下の会員はほとんど儲かりません。
最底辺の会員はマイナスオンリーになります。
そしてピラミッドになりますので、
最底辺の会員数は二段目から上の人数よりもはるかに多くなります。
そのピラミッドが全部で1万人の会員で成り立っていたら、
5000人以上は確実に損をするだけで終わるでしょう。
そしてネズミ講で最も酷いところは、「会員」を売るだけとなります。
押し売りみたいに日用雑貨を売ることはありません。
売られた方は絶対に得をすることがないのです。

【フォルスクラブはネズミ講ではない】

フォルスクラブの販売方法とネズミ講は大きく異なります。
むしろ共通点を探す方が難しいくらいです。
まずフォルスクラブは上記のネズミ講で取り扱っていた
「会員」と違って存在している商品です。
データだけですが、ファミコンのソフトのように
しっかりとアイテムとして運用することが可能。
売られた方も普通にフォルスクラブをプレイすることが可能なので、
使い続けている間は損をすることはないでしょう。
またフォルスクラブの販売方法は2種類あり、
①公式サイトからの購入と、②既存の会員からの購入があります。
以下、②について話しますが、
それでもフォルスクラブはネズミ講のようにピラミッド形式で販売しません。
パルテノン神殿のように一段で終わります。
ちょっと例が分かりにくいので言い直しますが、
要はネズミ講と違って孫世代を増やすことが出来ないのです。
頂点となる親会員からフォルスクラブを売られても、
買った側はそれを第三者に売ることが出来ないのです。
ネズミ講と違って「フォルスクラブを第三者に売る権利」まで
買うことは出来ないのです。
厳密には売ることは出来るかもしれませんが、買う方はまず居ないでしょう。
仮に第三者の誰かがフォルスクラブを欲しがっているのでしたら、
普通に①公式サイトから購入します。
フォルスクラブを使ってネズミ講のように儲けるのは事実上、不可能なのです。

【どちらかと言ったら訪問販売に近いかも】

ネズミ講に類似する商売方法にマルチ商法やMLMがあります。
連鎖販売取引や無限連鎖講という名称もありますが、
今回その説明は割愛します。
しかしそのどの方法ともフォルスクラブの販売方法は異なります。
正直なところ、何でフォルスクラブがネズミ講と
勘違いされているのかサッパリ分かりません。
むしろ一番近い販売方法は、訪問販売ではないでしょうか。
どこかの誰かのお家に訪ねてマッチ売りの少女のように
「フォルスクラブ要りませんか~」と商売する感じです。

【フォルスクラブがネズミ講と大きく違う点】
結論としては、
・フォルスクラブは存在している物
・フォルスクラブを買った側は第三者に売ることが出来ない
といった点がネズミ講と大きく異なる点でしょう。
細かい相違点を挙げたらもっとたくさん見つかると思いますが、
大きく異なる点は上記2つだと思われます。
唯一似ているところは、「店頭販売ではない」という点でしょうか。
むしろそれだけでネズミ講認定されたら、家族・親戚・友人から
「○○を買わない」と持ちかけられたものは
全てネズミ講扱いになってしまいます。

フォルスクラブはねずみ講と根本的にどこが違うか

【~のようだ】
伝聞や推量を意味する「~のようだ」という言葉は、
どこまでの意味を相手に与えるのでしょうか?
例えば「○○は鬼のようだ」という言葉があると思います。
怒った相手に使うことが多いでしょう。
しかし多くの方が○○を鬼と認識しません。
というより、誰ひとり本物の鬼を見かけたことがありませんので、
認識自体不可能と言えます。
ちょっと分かりにくいので、もう少し分かりやすい例えを使います。
「○○はゴリラのようだ」と言えば、想像しやすいでしょう。
しかし多くの方が○○をゴリラと認識せず、きちんと人間として見るでしょう。
しかしそれは○○をしっかりと認識できている場合です。
○○を知らないと多くの方はゴリラと勘違いする恐れがあります。
実際、「香香はクマのようだ」と言われても、
20%くらいの方はクマと勘違いするかもしれませんよ。
(※上野動物園のシャンシャンです)

【その正体を知っていれば、ねずみ講ではないと直ぐに気付ける】

序文から脱線しましたが以下本題です。
一部の方は「フォルスクラブはねずみ講のようだ」と言っていますが、
果たしてコレはどこまでの意味を相手に与えるのでしょうか?
言っている方からしたら「ねずみ講に近いけど、本当はねずみ講ではない」
というニュアンスで使っている可能性があります。
しかしその文章を見た方の多くが
「100%ねずみ講だ」と思ってしまう可能性が高いです。
フォルスクラブを良く知る方でしたら、
ねずみ講ではないと直ぐに気付けるのですが、
フォルスクラブに詳しい方など日本国民の10万人も居ないかもしれません。
そもそもフォルスクラブに限らず、
子供向けの通信教育サービス(または社名)の名前を
5つ挙げられる方などほとんど居ないでしょう。
筆者だって子供自体に実際にやっていた赤ペン先生とZ会しか知りません。
「赤ペン先生はねずみ講のようだ」と言われても筆者は100%否定しますが、
これが「ゆがわらゼミはねずみ講のようだ」と言われたら、
筆者は信じてしまうかもしれません。
(※ゆがわらゼミは筆者が3秒で考えた架空の通信講座です)

【ねずみ講について詳しく紹介します】

繰り返しますがフォルスクラブはねずみ講ではありません。
システム的に近いですが、根本的に異なるものです。
どれくらい根本的に異なるかというと、
アメリカ産の遺伝子組み換え大豆と、
国産の天然大豆くらいの差だと言えるでしょう。
しかしどちらも大豆なので、専門の検査をしないと
全く同じものと判断されてしまうかもしれません。
たとえ話を使うと逆に分かりにくくなっているので、
フォルスクラブがねずみ講と勘違いされるようになった経緯を解説します。

まずはねずみ講のシステムから。
ねずみ講はその名の通り、ねずみ算式に増えていくのが特徴です。
親が頂点に居て、ピラミッド形式で子供を、
孫を、ひ孫を増やしていきます。
まず親が子供に対してAを売ります。
そしてAは物質ではありません。
架空物質のようなものだと思ってください。
次に子供は孫にAを売ります。
その次に孫はAをひ孫に売ります。
それをエンドレスで続けます。
繰り返しますがAは物質ではありません。
所有していても何の効果も生み出しません。
桃太郎伝説のボンビーのなすりつけに近いと言えます。
何とかAを売ることができればその人は助かりますが、
売れることが出来なかったら不幸になります。
このネズミ講はピラミッドの下の方が損をして、
上の方だけ得をするシステムになっているのです。

【フォルスクラブはヤクルトの販売員のようだと筆者は思っている】

フォルスクラブの販売システムを紹介します。
フォルスクラブの購入手段は2種類あり、
公式サイト会員から買うことが出来ます。
会員というよりも販売員と言った方が良いかもしれませんね。
この販売員がねずみ講のようだと言われていますが、
根本的に異なります。
どちらかと言ったら、ヤクルトの訪問販売に近いです。
詳しく紹介しますが、
まず販売員がアナタにフォルスクラブを売るとします。
この流れは上記のねずみ講で紹介した
「親→子」と完全に一緒です。
しかしこれで終わりです。
アナタは購入したフォルスクラブを他人に売ることは出来ません。
子で完全にストップします。
正直、最初の出だしの部分しか共通項がありません。
「フォルスクラブはねずみ講のようだ」よりも、
筆者としては「フォルスクラブはヤクルトの販売員のようだ」
と言った方がしっくりきます。
正直なところ、最初に「ねずみ講のようだ」と言った方は、
本当にねずみ講を理解しているのか気になってきました。
もしかしたらその方は個人販売を
すべてねずみ講だと認識しているのかもしれませんね。

ちなみに筆者はソフールが好きです。プレーンの。