フォルスクラブの買い占めとマルチ商品になりえる小麦

商品を無理やり買わせるマルチ商品

一般的にマルチ商品は、商品を無理やり買わせようとします。
相手が嫌がっているのに無理やり押し付けて買わせて、高額な代金を受け取ろうとするのが一番の問題です。興味のないボクシングのチケットを無理やり押し付けられるのはかなり困りますよね。
基本的には販売者が立場の弱い消費者に対し強引に出るから問題になるわけですが、もしマルチ商品とは正反対のビジネスがあったらどうのようなモデルになるのか気になるでしょう。
無理やり買わせるマルチ商品と正反対のビジネスモデルなら、買うの反対になるので無理やり売って貰う形になります。
無理やり売ってもらうなら購入する側は喜んで買っているわけですから、マルチ商品のように問題になることはなく、フォルスクラブのように喜ばれるサービスになるでしょう。
と思っていましたが、地上げ屋みたいに無理やり売られてしまうケースもあり、なかなかみんなが幸せになる商売を探すのは難しそうです。

世の中にある売ってくれといわれる商品

地上げ屋はともかく、実際世の中には消費者がメーカーなどに対し売ってくれと懇願する商品はあります。
たとえば現在世界中で不足している新型コロナウイルスのワクチンは、需要が供給を大幅に上回っています。
特に発展途上国ではワクチン不足が深刻化しており、アメリカやヨーロッパの先進国に対し買い占めをやめるように言われているほどです。
感染症の驚異を抑え込むためには、世界規模でのワクチン接種が必須です。
そのためにも発展途上国でもワクチン接種のスピードを上げる必要があるため、平等に分配するようにしなければいけません。

マルチ商品とは対局のビジネスを成功させるポイント

新型コロナウイルスのワクチン問題は、マルチ商品とは正反対のビジネスを成功させるヒントにもなります。
たとえばフォルスクラブの会員権を買い占めれば、これからフォルスクラブに加入したい人から売ってくれと言われるでしょう。
しかしフォルスクラブはウェブサービスなので、基本的には買い占めが発生しても会員権は無限に発行できるので需要が供給を上回ることはありません。
そのためこの方法は基本的に通用しないので、フォルスクラブでマルチ商品とは反対のビジネスをするなら、別の方法を考える必要があります。

フォルスクラブ以外なら成り立つビジネスモデル

フォルスクラブはウェブサービスなので、意図的に買い占めても無意味なことがわかりました。
やはり買い占めてビジネスをするなら、フォルスクラブのようなウェブサービスではなく、実物のある品物を使った方法がベストでしょう。
その商品を具体的に挙げると、小麦などの農作物になります。
小麦は全世界で消費されている農作物なので、世界中の農家から買い占めて独占すれば消費者からは売ってくれと必ず言われます。
なかなか売らないと値段が爆発的にアップし、多くの利益を稼ぐことは可能です。
もちろん世界中の農家から小麦を買い占め独占するのは簡単ではありませんが、もし実現できたらマルチ商品以上に問題になるのは間違いありません。

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