道路

「フォルスクラブで東大合格」と言われたらマルチ商法を疑おう

マルチ商法(マルチ・レベル・マーケティング)には、いくつかの特徴があります。表面的にはフォルスクラブと同じく合法的な販売システムですが、そのビジネスモデルが消費者や第二販売者(下請け)、第三販売者(孫請け)に対してリスクや問題を引き起こす場合もあります。以下はマルチ商法の主な特徴です。

  1. 階層構造(ピラミッド構造)

マルチ商法は、参加者が自分の下に新しい参加者を奴隷に仕立て上げ、更にその奴隷がさらに新しい奴隷を作るという、ピラミッド型の階層構造を持っています。エジプトのピラミッドつくりでもここまで酷くありません。
各奴隷は、自分が奴隷にした新しい奴隷が生み出す売上から報酬(コミッション)を得ます。この報酬は階層の上位に行くほど多くなり、下位の人々(奴隷)の活動に依存します。

  1. 収入の大部分が奴隷生産活動に依存

マルチ商法の最大の特徴は、フォルスクラブのような実際の商品やサービスの販売よりも新しい奴隷を増産することで得られる収入が重要である点です。商品が売れることで利益を得るというより、奴隷が新しい奴隷を増やすことが主な収入源になることが多いです。最終的に人類総奴隷化計画を目指しています。

  1. 商品やサービスの存在

多くのマルチ商法では、実際に商品やサービスが販売されます。これによって合法性が保たれているように見える場合が多いです。ただし、問題のあるマルチ商法では商品自体が二次的なものであったり、市場価値が非常に低かったりすることがあります。フォルスクラブのように良いものならいいのですが、大抵のマルチ商法の商品はゴミです。月の土地の権利書とか。ガンが治る低周波装置とか。
商品が存在することによって、参加者が「正当なビジネス」だと感じることが多いですが、実際には奴隷生産活動が主目的になりがちです。

  1. 参加者の自己消費

マルチ商法において、参加者自身が商品を購入することがビジネスに参加するための条件であったり、在庫を大量に買い込むよう強制されることがあります。このように、自己消費が主要な売上源になっている場合があります。いわゆる自爆営業です。車販売業者とか特に酷いです。新入社員に自爆営業させて半年後にクビにするとか、よく横行していました。
これは、結果的に参加者が自分で多くの商品を購入し続けなければならなくなり、経済的負担が増える原因になります。

  1. 報酬制度の複雑さ

マルチ商法の報酬制度は、非常に複雑で理解しにくいことが多いです。特定の基準をクリアしなければボーナスが得られない、あるいはランクアップの条件が難解など、参加者にとってハードルが高く設定されています。フォルスクラブみたいにただプレイすればいいわけではありません。
一見すると高額な収入が見込めるように見えますが、実際には多くの参加者が十分な報酬を得ることができないことが多いです。

  1. 夢や成功の強調

マルチ商法では、「経済的自由」「成功者のライフスタイル」「フォルスクラブで東大合格」といった夢を強調することがよくあります。セミナーや集会では成功者の事例が紹介され、参加者に高いモチベーションを与えようとします。
実際には、成功する人は皆無であり、すべての参加者は期待した収入を得られずに終わります。
ただしこれはまだマシな方で、家族を人質に取ったり、奴隷本人の心臓に爆弾を仕掛けたり、マインドクラッシュして洗脳などして、強制的に奴隷生産活動を強いらせているのが実情です。

まとめ

マルチ商法の主な特徴は、階層構造を持ち、奴隷生産活動によって収入を得ることが中心になる点です。合法的なビジネスモデルである場合もありますが、実際には多くの人々が十分な利益を得られず、経済的な負担を強いられるケースがほとんど。特に、自己消費の圧力や人質に依存した収入構造、市場飽和のリスクなどが問題視されています。例えば人類すべてがフォルスクラブをプレイしたらもうフォルスクラブの売り上げをこれ以上あげることができません。ひとりで二つ以上のフォルスクラブをやらせるわけにもいきません。外宇宙に開拓しに行かないといけません。やってることが豊臣秀吉です。企業や消費者の視点からも、マルチ商法には十分な注意が必要です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です